優美先生のTea TIME vol.12 「今年の夏休み」

「今年の夏休み」

今年の夏休み、遠出はしませんでしたが、楽しかったことが2つありました。
1つ目は、私の小学校時代の同窓会。
30数年ぶりに初めて開催!
同窓会お知らせのハガキが届くなり、ワクワクドキドキの私。
「みんなのことわかるかな~?」
「私のこと、わかるかな~?」

そして、同窓会当日。
一目見るなり、「○○ちゃん!」「○○君!」
みんなの気持ちはランドセルを背負った小学生に戻り、30数年ぶりとは思えないはしゃぎぶり。
当時の先生方もいらしていて、話は尽きません。
同窓生に会って、当たり前のように気軽におしゃべりすることが、不思議でもあり、嬉しくもあり・・
そして生活の中に音楽が溢れていた小学校時代を思い出し、みんなで指揮者に合わせて声高らかに合唱や輪唱。なんで覚えているの?と不思議に思う位、歌詞やメロディーがすらすらと出てくるのです。頭で思い出す前に、もう声が出て歌っている・・身体が歌を覚えているのです。みんなで呼吸を合わせて歌うハーモニーは美しい。上手、下手など関係なく、みんなで音楽を楽しむっていいですね。
大いに盛り上がり、本当に楽しいひと時でした。

2つ目は、「兄おとうと」という演劇鑑賞。
どんな芝居なのかよくわからなかったのですが、家から近いホールだったので、前日の夜にチケットを予約しました。

幕が開き、最初の演出からハッとさせられました。気持ちのこもった歌からはじまりました。それも生のピアノに合わせて・・なんとも心地よい響き。役者の呼吸と音楽がぴったり合っています。
達者な役者の演技は、私をぐいぐい芝居の中に引き込み、巧みな演出に圧倒され、随所に出てくる生ピアノ演奏は、絶妙なタイミングで芝居の雰囲気を高めています。
3時間半の舞台は一気に終わり、感動の涙・・すばらしい舞台でした。
8月は残りあと少し。
夏休みは、普段できない体験ができます。
遠出の旅行はしませんでしたが、30数年ぶりの再会は友人の輪を広げ、演劇鑑賞では深い感動を得ることができ、良い体験ができました。
ワクワクドキドキすることを、身近なところで見つけたいと思うこのごろです。
2学期が始まったら、皆さんのワクワクドキドキしたことを教えてくださいね。