優美先生のTea TIME vol.18 「有意義な半日」

「有意義な半日」    

先日、日本ダルクローズ音楽教育学会の「研究大会」に出席してきました。  午前中は用事があり、午後のプログラム「即興のワークショップ」に途中参加しました。  シンプルな音階を使い、声やトーンチャイムを中心に即興でアンサンブル。客席で見ていただけのはずが、いつの間にか音楽に吸い込まれ、指導者E先生に誘導されて舞台上へ。  舞台に上がって他の受講者と一緒に歌うだけかと思っていたら、 「こちらの二人の先生、即興唱で愛を語ってください」 と指導者E先生。
「はあ~?!・・・」
みんなが注目する舞台上で
「できません・・」
とは言えず、初対面の先生と二人、即興でアンサンブル・・
歌っていると自然に身体が動き、相手を感じ、音楽の流れを作っていく。
歌い、動き、感じあう中、音楽は作られていくことを実感しました。

人を心地良くさせることがピカイチのE先生は素晴らしいです。
まさかの舞台でしたが、緊張感と心地よさを感じた数分でした。

即興のワークショップの後は、「保育者養成校におけるリトミックの活用」(パネルディスカッション)に参加。
発表された先生方三名の念入りな準備のおかげで、「それぞれの養成校で何を大事に指導しているか」ということがよくわかりました。
音楽の初心者、初級者が、音楽を通して心を開き、音楽を感じ、保育現場でいかに力を発揮できるようにするかということは、すぐにできることではありません。
一人ひとりが「どう感じるか」「どう実践するか」。
音楽だけに限らず、何事においてもまずは「感じる力」を育てることが大切です。

真っ暗な帰り道に出会った知人のCさん。
「朝から夕方まで、リトミックの理論や実践に触れられて、こんな有意義な研究会はありがたいわ。もっとたくさんの人が来るといいのに」
私も同感。

私たち指導者は、すぐ使えるもの、実践できる内容の講座には即反応しますが、リトミックの本質を知るためには、しっかりした理論、さまざまな角度から幅広く学ぶことも大切です。

舞台上で愛を語りあった方は、後でお話しすると私の後輩で、次のプログラムではパネラーとして素晴らしい発表をされていました。初対面でしたが、なぜか話が弾みました。
もうすぐ12月。近所の木々は紅葉して落ち葉へ、冬への準備に入っています。
教室は1月28日の発表会に向けて、熱くなりつつある季節になりました。