優美先生のTea TIME vol.27 『教室の卒業生より③』

『教室の卒業生より③』

3月最後のレッスン日、教室では小学6年生まで通った生徒、保護者で「修了式」を行っています。今年度は7名の修了生がいました。
2歳から通った生徒4名、3歳から通った生徒1名、4歳から通った生徒2名。
みんな8年~10年、教室に通ったことになります。
小学校よりも長いお付き合いで、子どもたちの成長を見守ることができ、指導者冥利につきます。
お母様方も思い出話がつきませんでした。特に、5,6歳の発表会での親子連弾は、お母様方よく覚えていて、ビックリ!親子で一緒にした体験は、ずっと記憶に残ります。
小さい頃のアルバムをみんなで見ながら子どもたちの成長を感じていると、10年前の写真を見ていた女の子たち、
「優美先生、若~い!!」
「そりゃあ、10年前だもの~」(冷や汗・・)
子どもって、ほんと素直!

生徒たちに中学でやってみたい部活動を聞くと、みんなそれぞれ。
水泳、園芸、将棋、バレーボール、吹奏楽、卓球・・・
「音楽」を通しての知り合った友達も財産ですね。
生徒たちの門出を祝し、未来を応援しています!

修了式では、一人ずつ作文を事前に書いて、読み上げます。
2名の作文を紹介します。

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「6年間を振り返って」
リトミック10年、ピアノは7年間やりました。「みんなのひろば」に通ってよかった点が2つあります。
まず一つ目は、ピアノが上手くなって、映画の主題歌やCMで使用されている曲が弾けるようになり、とても楽しくなりました。そしてピアノで世界観が広がり、色々な友達ができたことが一番良かったことです。その友達とは今でも仲が良く、いつも遊んでいます。
二つ目、一度もやめたいと思ったことはありません。それに、いつもみんな優しかったので、とても良い気分になります。
作曲などで演技するなかで、誰一人文句を言う人はいませんでした。そのようなクラスに入り、恵まれていたと思います。それに先生たちもみな良い人達だったので、とても楽しかったです。
発表会は6年間一度も休みませんでした。悔いなく終わってよかったです。          小学6年 T

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「音楽の楽しさ」
私はここで「音楽の楽しさ」を学びました。音楽は聞くだけでも良いのですが、それを自分で演奏できたり、動いて表現できるとうれしいし、すごく楽しいです。
ピアノはなかなか上手くできなくて、いやになった時もけっこうあります。でもひけるようになれば楽しいし、その曲が好きになれます。「○○」の曲は発表会で間違えたりしたけどがんばりました。
発表会のリトミックは、振り付けを覚えるのが大変でしたが、その曲のふんいきや良さを動いて感じることができます。修了式で動く「アラベスク」は私の好きな曲なのでがんばります。
8年間、「みんなのひろば」にかよってピアノなど上達してきました。そして音楽を好きになることができました。これからもたくさん練習してもっと上手になりたいです。そして中学生になっても、大人になっても、音楽を楽しみたいです。小学6年 Y